TD履歴くん 「よくある質問」


 
よくある質問:
起動 起動しない、または
全体的に動作がおかしい
Microsoft .NET Framework 3.5 がインストールされているかどうかをご確認ください。3.5より前のバージョンでは正常に動作しません。

またその他、TD履歴くん動作条件 もご確認ください。
  接続に時間がかかる 起動時にサーバに接続して情報を最新にしますが、そこで接続が成功しないと起動に時間がかかることがあります。ネットワーク接続状況 や各種設定、サーバの状態などをご確認ください。
     
設定 サーバに接続できない
(=設定画面で保存ボタンを押したときの接続テストでエラーが出る等)
初めての設定画面で接続テストが失敗する場合には、まず設定画面の「パッシブFTP」モードをONやOFFにして試してみてください。
  次に、ネットワーク接続状況や設定、サーバの状態などをご確認ください。

ネットワーク制限につきましては、ファイヤーウォールソフトやルーターの設定をご確認ください。(管理者が居る場合にはその方にご相談ください)
  また、FTPサーバのTD履歴くん用パスに「仮想ディレクトリ」を使用していないかを管理者に確認してください。
(仮想ディレクトリを使用している場合の注意点はこちら
  それでも上手く行かないようでしたら、「ネットワークに制限がかかっている」か、「TD履歴くんがお使いのFTPサーバに対応していない」かのいずれか である可能性が高くなります。

TD履歴くんは vsftpd(Linux)、Filezilla FTP Server(Windows)、MoreFTPd(Windows) 、Windowsサーバ標準のFTP などの一般的もしくはフリーなFTPサーバにて動作検証を行なっており、これらに関しては動作保証をいたします 。
一般的で最近のものでしたら動作するものが多いと思われますが、FTPサーバソフトは多数あるため、全てを動作保証レベルでカバーすることは難しくなっております。
今後、動作報告等は増やしていく予定です。皆様の動作報告もお待ちしております。
  1台目の設定で「初期フォルダパス」を間違ってしまった 間違ったまま使用を開始してしまった場合、正しい初期フォルダパスに設定しなおしますと、管理情報が新規に作成されます。
その場合、かつての履歴情報等は無視されることとなり、履歴ファイルは普通の1ファイルとして並んでしまいます。その履歴ファイルを消したい場合などは、FTPクライアントソフトで操作する必要があります。詳しくはお問い合わせください。(製品版のみのサポート)
  複数のサーバを切り換えて使いたい(複数部署に所属している等) 将来のバージョンでの対応を検討中です。
ただし現状の優先度は低です。ご要望が多ければ前倒しで導入しますのでご意見をお寄せください
  各ユーザーごとに細かく権限を設定したい 各ユーザー毎に、開けるファイルや開けないフォルダなどを設定したい、
などのご要望はあるものと思われます。その場合には、
FTPサーバ側でアカウントの権限設定をしてください


TD履歴くんは、導入・セットアップの利便性アップと管理者の労力軽減(=使い始めから運用上まで全てのコストダウン)を重視したソフトです。
既存で複雑な機能を持ったソフトが敬遠されているケースをみて、それらとは一線を画すものとして開発されました。

仮にTD履歴くん側で各ユーザーごとの権限を設定していくとなると
とたんに導入時から
  「全員分のユーザー登録」する手間
  「ユーザー毎のアカウント・パスワード等をそれぞれに通知」する手間
  「各ファイル・フォルダへの権限設定」する手間
などが発生し、
すぐには使い始められず、管理者の負担も増えてしまいます。


いずれは皆様のご要望にあわせて、オプション的に権限管理機能をつけていくかもしれませんが、
FTPサーバ側できちんと設定することが可能であるため、当面はこのままの予定です。
  日本語ファイル名が文字化けする 日本語等の2バイト文字のファイル名を取り扱うためには、対応されているFTPサーバが必要です。
     
編集
/操作
チェックアウト後、ファイル名を変更した上でチェックイン(アップロード・格納)したい 編集したらファイル名を変更したいということはよくあることと思います。
しかしTD履歴くんでは、ファイル名を変更してアップロードすることは
履歴チェーン(履歴の関連 情報)が切れてしまうため、できないようになっています。

ファイル名を変更したい場合には、一度チェックインしてから、ファイルの右クリックメニュー等で「ファイル名変更」を選択してください。

また次項目も併せてご覧ください。↓

  チェックアウトして編集したファイルを、新規としてアップロードしたい ファイルを編集し、全く別のファイルとして(履歴チェーンを切って)アップロードしたいという場合には、
最初にチェックアウトするのではなく、
ファイルの右クリックメニュー等から「参照のみ」を選択し、任意の場所にファイルをダウンロード → 編集したものをファイル名を変えて新規にアップロードしてください。
  フォルダ名を変更したい 将来のバージョンで対応予定です。
ただし現状の優先度は低です。ご要望が多ければ前倒しで導入しますのでご意見をお寄せください
  ※管理者が他のFTPクライアントソフトにてフォルダ名を直接変更すれば
  フォルダ名は変更できますが、そのフォルダに履歴ファイルが一つでも存在していた場合、
  履歴チェーンが切れてしまいますのでおやめ下さい。

  フォルダ名を直接編集する場合には、
  フォルダ内に履歴ファイルが存在しない状態でないとなりません。充分にご注意ください。
  フォルダの削除ができないのはなぜ? 次期リリースで対応予定ですが、今現在はあえてフォルダ削除という機能を付けていません。
それは当ソフトウェアのコンセプトの一つに、「導入時にかかる教育コストの低減」があるからです。

TD履歴くんは、なるべく「いきなり使い始めることができるソフトウェア」を目指しているわけなのですが
その弊害として、例えば「不慣れな人が間違ってファイルを削除してしまった」などのトラブルが考えられてしまいます。

無論、日常の作業の中で、疲れている時についうっかりフォルダを削除してしまった・・・などということは、充分に慣れた人でも起こりうることです。
それが単独のファイルであればまだしも、みんなで築き上げてきた履歴ファイルも含めたフォルダ丸ごとをうっかり削除ということになりますと、その損失は計り知れません。
そういったヒューマンエラーを減らすため、あえてその機能を省いてあります。
フォルダの削除に関しては管理者の方が慎重に行ない、FTPクライアントソフトから削除してください。

また、次項に後述しますが、フォルダの削除に関しては不可視のファイル(マックが作り出す.DS_Store等)があると削除できないなどOS間の問題点もあります。
  特定のファイル名をアップロードできません TD履歴くんでは、ファイル名・フォルダ名の最初や最後に半角ピリオド「 . 」があるファイルは
エラーとなります。
これらはWindows上では存在すべきでないファイル名です。

マックユーザーがフォルダごとサーバーにFTPアップロードしたときなどに、
.DS_Store というファイルを一緒にアップしてしまうことなどがありますが、
これらは通常のFTPクライアントからは不可視となっていて、フォルダが削除できないなどの弊害を生じさせます。
見かけたら削除することをお勧めいたします。(WindowsやLinuxにとっては削除して構わないファイルです。)

TD履歴くん上でファイルをやり取りしていれば、「.DS_Store」や「.AppleDouble」等のファイル・フォルダが混入することはまずありません。
  フォルダ丸ごとのアップロードができないのはなぜ? 将来的に実装する予定ではありますが、その際に上記のような
不要なファイル(.DS_Storeなど)を自動除外するような処理を入れることを検討中の段階です。
  同時にチェックアウトしてしまうということはありませんか? TD履歴くんでは、特定のユーザーが管理情報の更新が必要な処理を行なっている間は、管理情報をロックしています。
よって、秒単位で同時にチェックアウトボタンを押したとしても、同時にチェックアウトしてしまうようなことはありません。
     
履歴 履歴はいくつでも残せる? サーバの容量が大丈夫であれば、無制限に履歴は残せます。
  履歴を残す数を指定したい 将来のバージョンで対応予定。オリジナルファイルだけはずっと残すような設定も可能にする予定です。
  古い履歴を削除したい 将来のバージョンで対応予定です。
ただし現状の優先度は低です。ご要望が多ければ前倒しで導入しますのでご意見をお寄せください
     
サーバ 初期フォルダパスに仮想ディレクトリを使用したい TD履歴くんで利用する一番上のフォルダ(ディレクトリ)を「仮想ディレクトリ」そのものにすることはできません。(一つ上のディレクトリもチェックしているため)

仮想ディレクトリを利用したい場合には、その仮想ディレクトリの中に普通のフォルダを作成し、そこを「初期フォルダパス」に指定してください。

例:「ftp://www.sample.net/kasou/tdrireki」の、「/kasou」部分が仮想ディレクトリの場合
    ×利用不可  /kasou
    ○利用可能  /kasou/tdrireki
  セキュアな接続(暗号化通信)にしたい 社外からセキュアな通信を行ないたい場合には、
VPN(=バーチャル・プライベート・ネットワーク)等を経由して社内FTPサーバにアクセス(トンネリング接続)するように環境を構築してください。

具体的には、VPN環境を構築し、VPNで接続してから
VPN内FTPサーバのIPまたはドメインをTD履歴くんに設定してください。
一度設定した後は、VPNがつながっているときにTD履歴くんを起動するだけです。
  LogMeIn Hamachi(条件次第で無料)など のソフトウェアを利用して接続する方法も良いと思われます。

いずれそれらの方法も掲載したいところですが、それまでは他のサイトなどをご参照ください。

参考: Hamachi VPN + Filezilla FTP Server にてセキュアなFTPサーバを構築(動画・英語)
  現状ではレンタルサーバ等での運用なども考慮に入れてのFTPの対応となっておりますが、
今後はシームレスなVPN対応や、皆様のご要望に応じてWebDAVやSFTPなどにも対応していく予定です。ご意見をお寄せくだされば幸いです。
     
ネット
ワーク
回線が切断されてしまう TD履歴くん側では、回線そのものの操作は一切しておりません。
ご契約中のプロバイダに、回線に関しての制限等が無いかどうかをご確認くださいますようお願い申し上げます。
また、モバイル回線の場合は電波状況にもご注意ください。
  管理者の方は、利用者の方がモバイル等の低速な回線を使用していたり、巨大なファイルを取り扱っている場合には、FTPサーバ設定のタイムアウト時間を伸ばすなどの処置を行なってください。
  社外から社内のFTPサーバに接続したい 社内ネットワーク管理者に、FTPサーバへのアクセスが可能なルーター設定を行なってもらう必要があります。
     
その他 長期間で大規模な使用に耐えうるか? ソフトウェアコンセプト上、現状では中規模程度での利用が想定されておりますが、インフラ環境が高速であれば運用できると思われます。

もし大規模な運用や、非常に多くの履歴を残すような場合にはご相談ください。
  バックアップはどうなってる? 管理情報に関してはバックアップを1つ、サーバ内で更新の度に取っていますので、いざというときにはそこから復旧できる可能性があります。

ただしHDDの保守や全ファイル群のバックアップに関しては、TD履歴くんの範疇外となります。
RAID+バックアップソフトなどで徹底的に保護することを強くお奨めいたします。
よくわからない場合にはご相談ください
  ファイル名・フォルダ名の長さについて ファイル名やフォルダ名は、TD履歴くんでは「フルパスで255文字以内」となっています。(全角でも255文字以内)
これはWindows NT系のOS仕様に合わせたものです。

よって「ドライブ名〜フォルダ名〜ファイル名.拡張子」まですべて含めて255文字以内 になるように運用してください。
あまり長い名前をつけてしまいますと、アップロードやダウンロードができませんのでご注意ください。
  最後に開いていたフォルダを起動時に開いて欲しい 将来のバージョンで対応予定です。
 → 2010/03/03 対応しました
     
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